「ちょっと買い物に行くだけなのに、クタクタ…」
「途中でグズり出して、結局ほとんど見られなかった…」
子どもを連れてのショッピングは、予想以上に大仕事。
特に大型ショッピングモールは広くて人も多く、買い物どころか親も子もぐったりして帰ってくることになりがちです。
でも、少しの工夫と準備で、そんな“疲れるだけの買い物”が、“スムーズで楽しい時間”に変わることもあるんです。
今回は、乳幼児〜未就学児を連れてショッピングモールに行くママ・パパのために、「賢く・効率的に・ストレスなく買い物するためのコツ」をまとめてご紹介します!
1. 成功のカギは“出発時間”。お昼寝タイムを味方につけよう!
小さい子どもとのお出かけは、タイミングがすべて。ぐずりや眠気、空腹が重なると、一気に大変モードに突入してしまいます。そこで意識したいのが「お昼寝時間」の活用です。
たとえば午前中にたっぷり遊ばせて、車やベビーカーでの移動中に寝かしつける。そして到着したころにはスヤスヤ…という流れが作れれば、親はゆっくり買い物ができます。
また、逆に子どもが元気な時間帯にフードコートやプレイエリアなど“子どもタイム”を先に設けておくのも効果的。体力を使ってからのお昼寝で、その後の買い物タイムを確保する作戦もおすすめです。
「子どものリズムに合わせて行動を組み立てる」ことで、無理なく、無駄なく動けるようになります。
2. モール選びが9割!子連れフレンドリーな施設をチェック
行く場所選びも、実はとても重要。大型ショッピングモールと一口に言っても、子連れに優しい施設とそうでないところの差は大きいです。
以下のようなポイントをチェックして、子どもにとっても親にとっても快適な環境を選びましょう。
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ベビーカー貸出サービスがある
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おむつ替え・授乳室が清潔で使いやすい
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キッズトイレや子ども専用カートがある
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プレイエリアやちょっと休憩できる場所がある
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フードコートにキッズチェアや子ども向けメニューがある
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エレベーターの数・配置が便利かどうか
最近では子連れ歓迎のモールも増えており、赤ちゃん連れ向けの優先スペースや、ミルク用のお湯が準備されているところも。
「設備が整っている=親のストレスが減る」ということを実感できますよ。
3. 買い物の“段取り”が、当日の満足度を左右する
子連れでの買い物は、思い通りに進まないことが前提。だからこそ、事前にある程度の“段取り”をしておくことが成功の秘訣です。
おすすめの事前準備は以下の通りです。
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目的と買いたいものをリストアップしておく(「ウィンドウショッピング」は鬼門!)
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買い物の順番を決めておく(移動の無駄を減らす)
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時間の目安を決めておく(「長引く→子が飽きる→ぐずる」連鎖を回避)
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荷物を減らす(モールで買えるものは現地調達)
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お気に入りのおもちゃやおやつをバッグに忍ばせる
特に「目的を決めておく」ことは重要です。
あれもこれも…と欲張っていると、子どもが飽きてしまい結局何も買えなかった、というパターンになりがち。
最低限「今日は●●を買う」「1店舗で●分以内」といった枠組みを作っておけば、気持ちにも余裕が生まれます。
4. それでも想定外は起きるもの。柔軟な気持ちも大切に
どんなに準備万端でも、子どもとのお出かけには“想定外”がつきものです。いきなりのぐずり、思わぬトラブル、急な予定変更…。
そんな時は「今日はこれが限界」と割り切ることも大事です。
むしろ“子どもの機嫌”を最優先に考えた行動ができれば、親のストレスも減り、「また次回ゆっくり来よう」と前向きな気持ちになれます。
また、夫婦で協力できるなら、「役割分担」を意識するのも◎。片方が子どもと休憩スペースで遊ぶ間に、もう片方が買い物を済ませるなど、時間を効率よく使うことができます。
買い物は“作業”ではなく“家族時間”に変えられる
子どもと一緒のショッピングは、思い通りにいかないことも多いけれど、ちょっとした工夫と視点の転換で、それが家族の楽しい時間に変わります。
「買い物に行く」ことを「子どもと過ごす時間のひとつ」として捉えれば、完璧に進まなくても、それはそれで良い思い出に。
目的を明確にして、子どものペースを大切にして、余裕を持った行動を意識するだけで、ショッピングがぐっとラクになります。
次のお出かけでは、「子どもがいるから大変」ではなく、「子どもと一緒だから楽しい」と思えるような、そんな買い物時間をぜひ体験してみてくださいね。